おでこに刻印〜アールアイピー〜

あああなたはあの頃のままとってもきれいきれいきれいよ

浮き世に流しっぱなしにするなんて勿体無い勿体無い勿体無いほど

ねえ汚くならないでね

ねえ汚くならないでね

ねえ私にならないでね

 

あなたがウインクするたび

私の素敵が死んだ

あなたのパンティがみずみずしくなると

私の心は焼き芋の皮みたいになった

笑ってもらえたら

笑ってもらえたら

笑ってもらえたら

私のソロウはむくわれるかな

私の生きてる意味、生まれるかな

 

本当の友達になれたら私たちは

きっとずっともっと楽しい十五年間だった

ドーナツ屋のコーヒーが飲み放題なの奇遇ね

その恩恵を受けた私たちはドーナツを食べて喋って夢を描いて

多分永遠に美しく輝いてた

 

インターネットでうんこを投げることになった私の絶望

はは誰も知らない

はは軽蔑されて

はは堕ちちゃった

はは地獄?へ

 

洗っても洗ってもくさいままだよ

しゃぼんの香りに包まれてた私はパチンと消えた

おでこに刻印されたアールアイピーの切なさ

ああ勿体無い勿体無い勿体無い